われらが蒼きサムライが、単独優勝回数トップの4度目の優勝を果たしてくれました。
怪我人続出の上、前節の延長戦で満身創痍。
方や前節主力温存で圧勝した、高さ(だけの放り込み)のサッカールーズ。
戦前はかなりい厳しいと予想していたが、厳しくも最高の結果を出してくれました。
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相変わらず確変継続中の川島
goal.com採点 神がかりの”9.0”
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大黒柱で大会MVPのゴリラ本田
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心臓が2個ある?鉄人長友
- ヨハン・クライフ 「ボールを動かせ、ボールは疲れない。」
- アルベルト・ザッケローニ 「長友を動かせ、長友は疲れない。」
忘れちゃいけない岡崎
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名采配のザック
Q 優勝できた理由
A 控えの選手も含めて全員で組織サッカーを徹底できたこと
特別変わったことはしていない。Jリーグの長所を引き出すことに重点を置いている
組織的ですばやいパス回し。そこに世界基準の味付けが必要だと思っている
このチームはまだまだ伸びる そして国内リーグの発展も願っている
Q 藤本→岩政へのスイッチについて
A 既に相手チームの攻撃パターンは出尽くしていた
そのうえで高さ対策を。また、現状の味方の攻撃システムで中央突破は無理と判断したため
Q 攻撃視点でのスイッチ理由についてもう少し詳しく
A 前半、パス回しからすばやい縦パスを入れたところ、相手が3枚まとまって潰してきた
ここで、中央突破はダメだと見た。おそらくオジェック氏(元Jリーグ監督)の指揮だったのだろう
岩政を入れることで底を固めたうえで、こちらはサイドをえぐる展開を狙った。
左のナガトモをより押し出して、右には岡崎を持っていった これで流れが変わった
Q 采配の的中率に驚かされる
A 特別なことはしていない。味方の強いところと弱いところ、相手の強いところと弱いところ
試合の展開をあるがままにみているだけだ
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そして、決勝ゴールをジダンばりのダイレクトボレーで決めた李
この活躍は宇都宮徹壱のコラム”日々是亜洲杯2011(1月28日)”でも書かれていましたが、
以下引用
アジアカップ決勝に関して、日本には心強いデータがある。それは「決勝で抜てきされた選手が救世主となる」というもの。たとえば2004年の中国大会決勝 では、出場停止となった遠藤に代わって起用された中田浩二が、勝ち越しゴールとなる2点目を決めている(かなりハンドくさいゴールであったが)。そして 00年のレバノン大会決勝でも、これまた出場停止となった稲本潤一の代わりに出番を得た望月重良が、劇的な決勝ゴールを挙げてチームを救った。このよう に、過去2回のアジアカップ決勝で日本は、いずれも思わぬ救世主の活躍で優勝を果たしている。果たして藤本は、このジンクスを受け継ぐような活躍を見せて くれるのか。その瞬間が訪れることを、期待をこめて待ち続けることにしたい。
藤本ではなく、延長から投入の李が見事に結果をだしましたが、このジンクスはありそうですな。
また、前日記者会見でのザックの言葉
以下引用
――大会の準備が少ない中、厳しい戦いをくぐり抜けて決勝までたどり着いたが、その理由を1つだけ挙げるとすれば何か?
ザッケローニ サッカーは1つのクオリティーで勝ち上がれるわけではないので難しい。ただ1つ、頭に浮かぶのは団結力だ。ベンチからスター トしたメンバーも、また試合に出られないメンバーも、ピッチにいるように戦っている。また、ベンチスタートだった岡崎や伊野波や細貝がゴールを決めている のも、その象徴だと思う。今大会は、内容が伴っていてゴールチャンスも作れていると思う。ただし、時に継続性に欠けて相手にリードされたり、あるいは(1 人退場になって)10人になることもあって、試合が難しくなったことも課題としてある。それでも(日本には)団結力があり、素晴らしいチームスピリッツを 持っているので、このチームの監督になれて良かったと思っている。
李忠成、アジアカップのラッキーボーイを目指して by元川悦子
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以前みたいにスタメンと控えの確執も無く、多分平均年齢が若いチームならではの連帯感一体感が、控えの選手のポテンシャルを引き出し結果を出しているのでしょうか?
団体競技はチームワーク・信頼関係も大事ですからね。 職業旅人さん。
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これでコンフェデにも出れるし最高ですね!!
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ザッケローニ日本代表監督の試合後の話
最高の勝利です。最高のチームです。団結して、こんなに強いオーストラリアに勝てました。オーストラリアは強いチームでした。みんな疲れていたんですが、 チームスピリッツの良さで乗り切ることができました。本当に素晴らしいです。(途中出場の李は)やってくれると思っていました。李を入れることで、前田のような空中戦の強い選手を外さないといけないが、(李は)やってくれると思っていた。このチームの素晴らしいところは、ベンチスタートの選手が結果を出し てくれること。日本の国民の皆さん、こんな代表チームがあることを誇りに思ってほしい。本当に素晴らしいチームです。このチームをまた温かい目で見守って ください。
本田圭のコメントの試合後の話
(優勝は)正直、実感がないですけど。チーム全員でやってきて、うまくいかないことも多々ある中、厳しい試合を競り 勝って、今日も厳しい戦いで、延長に入って勝てた。また次につながるいい経験になった。本当に大きな大会だったと思います。(MVPは)それに関してもあ まり実感がない。できれば、この賞はチームメート、スタッフにささげたいと思います。みんながいなければこの賞はもらえなかったので。まだまだ個人的には 納得いっていないので、成長した本田を皆さんに見せられるように、これからも頑張っていきたいと思います。(オーストラリアは)要領が良くて、なかなか こっちがボールを保持してもいいところまで行かない。でも、難しい中でのセンタリングからのゴールは狙い通りなんで。今まで何度か(アジアカップで)優勝 しているのは、小さい時に見ていますけど、今までの大会以上にこの優勝は価値あるものなんじゃないかと思います。カタール、韓国、オーストラリアに勝って の優勝。この価値は、今までのアジア大会にはなかったんじゃないか。
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おまけ