Oct 20, 2010

Japanese Film Festival

三寒四温てものがあるのか知らないけど天候不純で私も周りも不調な今日この頃。
風強いし、、

先週の日曜はチャリンコで空港見学に行こうかと思いきや、ツレ共々パンクの討ち死に、、、
4輪中3輪がパンクとは恐るべしシドニーの幹線道路。

そして8kmの道のりを約2時間かけて帰宅。
おかげで週開けすっかり体長不良。



今頃になって日本の映画
「GOEMON」

「おっぱいバレー」
を鑑賞。


「GOEMON」は、ご存じ石川五右衛門の事ですが、実際の歴史を(歴史に実際も糞もないですが)ベースに独自解釈パラレルワールド、、、という何でもあり何でもOKストーリーにした、まぁ~荒唐無稽なお話です。

 基本的な歴史認識が欠如している人には、何のことか分からなかったと思います。
アカデミー賞を狙っていたらしいですが(lol)、日本人以外にストーリーを理解させるのは無理でしょう。
実際友人の北米人も、登場人物が多く人間関係も分からない上特に説明も無いし、話が全く分からなかったと言っています。


VFXですが、稚拙すぎ。公開年が2009年で、制作が2008年。
たかが2年前なのに、この映画のVFXのレベルがこれほどひどいとは思いもしませんでした。
監督自身のVFX会社で制作したらしいですが、予算かスケジュールか大人の事情かしりませんが よくOKだしたな~
ある意味驚きです。

友人も失笑していました。


日本でVFXを手掛けるなら、白組オムニバスジャパンしかないのでしょうかね?


そして
監督:俺
製作:俺
脚本:俺
出演:俺
撮影監督:俺
編集:俺
製作:俺の会社
制作プロダクション :俺の会社

この体制で商業作品を作ることは常人には出来ないです、凄い人だと思います。


ちなみに去年の日本映画祭でシドニーでも公開され、"ゴエモン"と発音出来ず"ゴーモン"と、連呼されていました。




「おっぱいバレー」 
綾瀬はるか主演で小説の映画化。



時代設定は1979年で、ずばり同時代を生きた私としては懐かしい限り。
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』と同じ時代設定ですが、デティルが格段上です。
劇場挿入歌や背景に出てくる旧車、、、

いや~あの時代は無駄に輝いていた。無駄に燃えていた。 (笑)


何でも簡単に手に入る、何でも簡単にネットで見れる、何でも簡単に知ることが出来る今の時代は効率的でスマートだけど、達成感が欠如している?
スピーディな今の時代に、昔の様に悠長に時間をかけていられない?
何れの時代も幸福ですが、どちらの時代がより幸福?

とは言え、時間は巻き戻せませんが、、


タイトルで少し損をしている気がしますが、単純に楽しめます。



上記2作品は去年のオーストラリアの日本映画祭に出品されました。

そして今年の日本映画祭 The 14th Japanese Film Festival は、シドニーでは11月22日-28日に開催されます。

去年は2作品を含め、
  1. The Handsome Suit / ハンサム★スーツ
  2. The Chef of the South Pole / 南極料理人
  3. All Around Us / ぐるりのこと
  4. Detroit Metal City / デトロイト・メタル・シティ
  5. Goemon / Goemon
  6. Gravity’s Clowns / 重力ピエロ
  7. Happy Family Plan / しあわせ家族計画
  8. Kamogawa Horumo: Battle League in Kyoto / 鴨川ホルモー
  9. Kamui / カムイ外伝
  10. K-20: Legend of the Mask / K20 怪人二十面相・伝
  11. Oppai Volleyball / おっぱいバレー
  12. Pandemic / 感染列島
  13. Penguins in the Sky - Asahiyama Zoo / 旭山動物園物語~ペンギンが空をとぶ
  14. School Days with a Pig / ブタがいた教室
  15. Still Walking / 歩いても 歩いても
  16. Summer Days with Coo / 河童のクゥと夏休み
  17. The Blue Bird / 青い鳥
  18. The Cherry Tree in the Hills / 山桜
  19. The Homeless Student / ホームレス中学生
  20. The Kiss / 接吻
  21. Yunagi City, Sakura Country / 夕凪の街 桜の国
今年は、
  1. About Her Brother / おとうと -link
  2. A Lone Scalpel / 孤高のメス -limk
  3. Box! / ボックス! -link
  4. Castle Under Fiery Skies / 火天の城           
  5. Confessions / 告白 -link
  6. Dear Doctor / ディア・ドクター -link
  7. Feel the Wind / 風が強く吹いている -link
  8. Flavor of Happiness / しあわせのかおり -link
  9. Flowers / フラワーズ -link
  10. Hanamizuki (Flowering Dogwood) / ハナミズキ -link
  11. Shodo Girls / 書道ガールズ!!わたしたちの甲子園 -link
  12. Solanin / ソラニン -link
  13. Sword of Desperation / 必死剣 鳥刺し -link
  14. The Summit: A Chronicle of Stones / 劔岳 点の記 -link
  15. Villon’s Wife / ヴィヨンの妻 -link
  16. Zero Focus / ゼロの焦点    
  17. Kyoto Story / 京都太秦物語 -link
  18. Wish You Were Here / おってんくらし
  19. Time of Eve (the movie) / イヴの時間 劇場版 -link
  20. Precious / プレシャス 
  21. Tokyo Marble Chocolate / 東京マーブルチョコレート -link
  22. Oblivion Island/ ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~ 
です。


なかなか海外に居ると日本の映画を劇場で観る機会が無いですから楽しみです。
各15ドルですが、5枚券で60ドルの1回お得のもあります。

私は、1、3、5、6、13を観に行きたいですな。
*ハナミズキがもう、、、早っ!

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