Feb 20, 2011

Mouse Syndrome

マウスシンドローム

マウス症候群/マウス・エルボー症候群/マウス・ショルダー症候群
アメリカではRSI(反復性ストレス障害)と呼ばれ、日本では正式には、頸肩腕損傷や頸肩腕症候群という病名。
PC業務の増加に伴い、マウスを使用することで肘や肩に繰り返し負担をかけ物理的なストレスでの損傷。


という損傷に先週の土曜日にかかってしまい、首・右肩・右腕が全く使い物になりませんでした。
仕事も3日間休み。 ブログすら出来ず。

事の発端は、仕事柄(1日10時間、連続でも4~5時間はPCに向かう為)慢性的に疲労はたまっており、指圧やマッサージで僅かながらの回復を帰していたけど、土曜の朝シャワーを浴びて洗髪する為に、腕を上げ、その折に違和感を。
肩のコリが増したかな?が、時間経過と共に痛みが倍増倍増。
夜には動かすこともままならず、激痛に襲われ、ベッドに入るのも悪戦苦闘。
ベッドに入っても寝ることも出来ず、結局ダーリンハーストのセントビンセント病院の緊急外来へ行くことに。



電話で緊急外来(Emergency Department)での診察を確認して現地に行くもなかなか番が廻ってこず。
土曜の為パーティの負傷者が優先治療。
人が苦しんでいる時に(とはいえ命に別状がないので)、酔っ払い優先治療は、、、


やっとの事で5時間後に診察を受けるも、ものの15分ほどの診察。
ここでは何も出来ない。もしかしたら四十肩かもの診断。

強めの痛み止めと、GP(General Practitioner)と呼ばれている一般開業医(ホームドクター)への、紹介状を渡されただけ。
5時間待って15分の診察で、ここでは何も出来ない。

まぁ、貰ったきつめの痛み止めでこの夜はしのいだけど、、


そして、ろくに寝ることも出来無い夜を終え、翌日曜にシティのGPもあるタウンホールクリニックへ。
割高だけど日曜にも営業です。

そこでも、触診での診察のみ。
ただし四十肩ではなく、ストレス障害ではないかとの診断。
そして、専門医である物理療法家(Physio)へ廻される事に。


やっとの事で月曜に専門の先生に辿り着けたわけだが、この辺が日本と大きく異なる医療制度で、面倒臭いと言うより、時間とお金かかりすぎ。日本のように総合病院に行きその日のうちに診察とは行かないのである。

 更に月曜の物理療法家(Physio)の後に、水曜にカイロプラクティス?な所にも行かされ、そこでずれている肋骨を3本はめて貰い、随分楽になり、翌日の木曜から出社が可能になったわけだが、土曜の発症から原因が分かり治療するまで4回の4日。
かかりすぎ、、、、


  • 土曜:発症&緊急外来(Emergency Department) /診察
  • 日曜:一般開業医(GP) /診察
  • 月曜:物理療法家(Physio) /診察・経過観察
  • 水曜:カイロプラクティス(Chiropractic) /治療


結果、カイロの先生にマウス症候群と診断され、ストレスで肋骨がずれてきて、腕を上げた行為が引き金となり一気に発症したとの事。
そして、その3本の肋骨を元の位置にバキバキバキ!!とはめて貰う。
まぁ、金属疲労ですね。

そして金曜に再度物理療法家(Physio)の先生に診察を受け、仕事中の姿勢やストレッチ方法を教わる。

徐々に回復へと向かえばいいのですが、発症した時はかなり落ち込んだ。
正社員ではない技術職なので、四十肩の様に完治に半年から1年、さらに再発の恐れありだと、まぁ、確実に首でしょうね。そして日本に帰国する事になるだろうけど、再就職の当ても無いだろうし。弁が立つ方でもでしゃばりでもないしな、、、
で、路頭に、、、、


不幸中の幸いで四十肩ではなく、マウス症候群でまだよかった。

今は、
  1. イスをメイチに上げ、
  2. モニターを視線と同じレベルにあわせ、
  3. イスを目深に座り、
  4. 気持ち背もたれに寄りかかり、
  5. マウスではなくペンタブレットを使用し、ペンをメイン入力デバイスにする
事で、負担を軽減させています。



PC業務の方はくれぐれも気をつけましょう。

とはいえ、四十肩の予防はどうするの?

ではでは。

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